こんな事もあるのかと・・・

先日の機構検討用の試作に当たっての打ち合わせでのこと

二十数年の付き合いの設計者、

私の二番目の先生といってもいい人なんだが、

レイアウトの打ち合わせで、外形形状のアドバイスの予定が、

ちょっと気に入らない感じがしたので機構部分をチェック。

制御のフローを考えながら見ていくと

リミットSWとメカニカルストッパーの位置関係が少しおかしい。

クラッチが中間に位置していて、このままでは動かなくなる可能性があった。

ちょっとビックリした。

ひとりで考えているとこんなミスも気がつきにくい。

注意しなければ・・・



そんな試作品も組み立て調整して、

外装を仕上げて塗装となったのだが、

その作業は、十五年の付き合いの後輩に

自分でレイアウトしていないからわかりにくいのだが、

歯車の軸径に加工ミスがあったらしのだが、

何を思ったのか、ボール盤で追加工してしまった。



何故？？？



モジュール0.5の歯車で軸の精度を考えたら

普通の加工者は旋盤を選択するであろう。

どうしてボール盤で加工したのか・・・







今年の暑さは、人の思考回路をおかしくするのかと

そんなバナナ！